現在も営業を続ける老舗ブルセラショップの裏事情と今後のブルセラ業界の展望。(2023年度版)

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現在も営業を続ける老舗ブルセラショップの裏事情と今後のブルセラ業界の展望。(2023年度版)

裏ネタ

なかぞの 0 43,399 2023/12/07
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ブルセラ・くいこみ18歳


2019年の夏、私は現存するブルセラショップについて調査し、記事にまとめました。


あれから4年が過ぎ、未曽有のコロナ騒ぎを経て、数少ないブルセラショップは今どのような状態にあるのか。また、ブルセラというニッチなジャンルの今後の展望などについて、私見もまじえ、新たに見えてきたことをレポートしてみたいと思います。


関連記事:ブルセラ、大量下着、ラブドール、風俗店の備品を、フリマアプリや行商で売りさばいた話し

現在も営業を続ける老舗ブルセラショップ

ブルセラがちょっとした社会現象になった1990年代、ブルマやルーズソックスといったものが女子高生の象徴的アイテムとなっていました。成人向け雑誌のグラビアでも、ブルマやセーラー服、スクール水着が多く用いられていました。


しかし1993年に東京都内のブルセラショップが全国で初めて摘発されると、徐々にブルセラブームの勢いは削がれていき、2004年に「東京都青少年の健全な育成に関する条例」が施行されると、それ以降は衰退の一途をたどります。


現在、ブルセラショップはすでに過去の遺産となってしまっていますが、完全に消滅したわけではなく、ごく一部で、ひっそりと営業を続けている店が存在しています。業態を変え、ネット販売のみをおこなっている店もありますが、以前のままビルの一室などに店舗を構えて営業しているところもあります。


このたび私は、大阪府下に現存する3店舗に実際に足を運び、その実態を調査してきたわけですが、その過程で、それらの店舗に関する様々な裏事情も見えてきました。


以下、その3店舗について簡単に紹介しておきます。

①アド大阪(西中島)

新大阪駅からほど近いビジネス街の一角にある地産第6新大阪というビルには、ほんの十数年前まで3店舗ものブルセラショップが入っていました。その中で唯一、現在も営業を続けているのが、こちらの『アド大阪』。


新大阪・西中島エリアというのは、かつてブルセラ全盛期には多くのショップが集まっていた場所だと聞きます。繁華街から少し外れた場所にある普通のオフィスビルの中へと足を踏み入れると、会社ばかりが並んでいる中に、ちらほらと趣向の異なる構えの扉が目につきました。占い小屋らしきものや、鍼灸院、外国語教室、中国エステなどが入居しています。


『アド大阪』の店内は広さ7~8坪くらい。ものすごい数のアイテムが所狭しと並んでいました。けっこうな圧迫陳列になっているせいで通路が非常に狭く、初めて訪れる人にはちょっと息苦しく感じられるかもしれません。


扱っている商品は単なるコスプレ用ではない、コアなブルセラマニアをターゲットにした品ぞろえで、昔ながらのブルセラショップといった趣が感じられる店内です。普通のオフィスビルの中にこんな異空間が存在しているのが、ちょっと意外な感じがして面白いです。


大阪府大阪市淀川区西中島4-3-4 地産第6新大阪508号

http://www.ado-osaka.co.jp/

②ラブ&レディー大阪店(堂山町)

兎我野町とならぶ梅田の風俗街のひとつであり、古くからゲイ文化の中心としても知られてきた堂山町。その一角にある雑居ビルの中に、ブルセラショップ『ラブ&レディー』は存在します。


創業36年の老舗。広い店内にずらりと並ぶ大量のブルセラグッズ。入手困難な有名女子校の制服も、ここに行けば手に入るかもしれません。学校関連グッズだけでなく、着用済みの競泳水着やユニフォームといったスポーツ系衣類の品ぞろえも豊富です。


私は何度かこの店を訪れていますが、いつ来ても、そこだけ時間が止まったような不思議な感覚にとらわれます。どちらかというとマニア向けですが、ビギナーでも店内を見て歩くだけで楽しめるショップだと思います。


こちらの『ラブ&レディー』が入っている堂山町の山よしビルですが、かつて松ノ木ビルという名前だった頃は中国エステの巣窟のような場所でした。ビルの前には派手な電飾看板がひしめき合うように並んでいて、怪しさがムンムンと漂っていて、近寄りがたい雰囲気でした。現在はビルもその周辺もスッキリして綺麗になり、気軽に立ち寄れる場所になっています。


また、定かではありませんが、たしかこの店は姉妹店のひとつで、本店は東京の五反田かどこかにあったような気がします(私の記憶ちがいかもしれません)。


大阪府大阪市北区堂山町11-2 堂山山よしビル3F

https://loveandlady.net/

③ときめきポニーテール(日本橋)

大阪・日本橋にあるバラエティー系のブルセラショップ。堺筋沿いのアーケード通り(通称「オタロード」)にある店です。以前は『新・ポニーテール日本橋店』として独立した店舗を構えていましたが、現在は隣接する『買取本舗ドットコム日本橋本店』の2Fで、店名を新たに『ときめきポニーテール』として営業しています。


売り場面積は今回ご紹介した3店舗中もっとも広く、昔ながらの純粋なブルセラショップとはちがい、コスプレ用品や大人のおもちゃ、アダルトDVDなど幅広いジャンルの商品が販売されています。ビギナーからマニアまで楽しめるショップです。


『アド大阪』と『ラブ&レディー』は店舗と通販サイトで同じ内容の商品を扱っていますが、こちらの『ときめきポニーテール』の通販サイトは店舗とは独立しており、店舗では扱っていない有名校の制服や着用済み下着類といった純粋なブルセラ商品を多く販売しているようです。


大阪府大阪市浪速区日本橋5-11-7「買取本舗ドットコム日本橋本店2F」

http://www.t-pony.com/

廃業せずに続けられる明確な理由

2000年代に入ってからはブルセラショップの数は激減し、現在、ネット販売のみをおこなっている店を含めてもごく少数で、店舗を構えて営業しているところとなると、ほとんど数えるほどしかありません。大阪府下でも、私の知る限りでは先に紹介した3店舗のみだと思われます。


では、それらの店がなぜ、他のほとんどの店が廃業した後も変わらず営業を続けてこられたのか。それについて、私なりに可能な範囲で調べてみました。


ただ、調査の中でわかった事柄には個人のプライバシーにかかわるものも若干あったため、ひとつひとつの情報を先ほどの3店舗と結びつけて解説することは避けたいと思います。あくまで現存するブルセラショップ全般に関する情報とお考えください。


商売を続けていく上でやはり重要になってくるのが、資金力です。ブームが去り、売り上げが落ちていき、資金面で苦しくなったために廃業した店はかなり多かったはずです。ひょっとするとほとんどの店がそうだったかもしれません。


そんな中で現在も店舗を構えて営業を続けている店というのは、やはり資金力を持っています。


ブルセラショップの売り上げだけで生活していくのはかなり困難なはずです。にもかかわらず商売を続けていけるのは、それだけの資金力があるからです。


たとえ店の売り上げがゼロであったとしても、他に何らかのかたちで店舗運営のための資金を確保する手段を持っていて、営業を続けているのです。


たとえばある店は、ブルセラ全盛期から30年近くに渡り営業を続けていますが、いまだに廃業しないのには明確な理由があります。


調べてみると、その店の経営者がちょっとした資産家だということがわかりました。地元ではいわゆる名士の家に生まれ、その町の行政にも顔が聞くような人物だそうです。あくまで推測ですが、不動産収入などの一部を、ブルセラショップの経営にあてているのではないかと思われます。ブルセラショップを経営することは、その経営者にとっては道楽のひとつなのかもしれません。


そこまでの資産家でなくても、店のオーナー家族が本業で飲食店を経営している、不動産収入を得ているといった理由で、いまだに廃業せずにブルセラショップを運営できている例もあり、家族の趣味が高じて、ブルセラショップを始めたりすることもあるようです。


その他の例として、表向きは個人経営や独立したひとつの会社であるように見えても、実際はそうではなく、大手資本の一部になっている場合があります。


あるブルセラショップのバックには、リサイクル業大手(本、CD、漫画、ゲーム、ホビー類を扱う業者)の資本が介入しており、そのおかげで廃業せずに経営を続けていられるという話を聞きました。大手リサイクル店にとってブルセラショップはあくまでオマケのようなもので、他の事業での売上金の一部を回しながら営業を続けているというわけです。

コアな制服マニア

いまだにごく少数のブルセラショップが営業を続けている背景には、コアな制服マニアの存在があります。女子中高生が着用していた制服を手に取り、コレクションすることで大きな満足や快感を得ることができる趣味嗜好を持った人たちです。


こういった一部のマニアからの支持があるからこそ、現在も営業を続けているブルセラショップがあるのだとも言われています。


コアな制服マニアというのは非常にこだわりが強く、自分が探し求めているものを手に入れるためなら金に糸目を付けない考えの人たちが多くいます。人気のある学校の制服、入手困難なグッズを常に探しており、ありとあらゆる方向にアンテナを張り巡らしているものです。


そんなマニアの人たちにとって、本物の着用済みの制服やブルセラグッズを入手するのが年々困難になってきているといいます。


ブームが去り、ブルセラショップの数が大幅に減少すると、それまでブルセラで小遣い稼ぎをしようと考えていた女子中高生たちは行き場を失い、やがて彼女たちの多くがブルセラそのものに興味を失い、一部の女性たちはネット上での闇取引へと流れていきました。


ネット掲示板や出会い系サイトなどを通じて、マニアと女子中高生が連絡を取り合うようになりました。これによりブルセラの流通の大半がオンライン市場へと移行し、すでに廃業していたブルセラショップの一部がネット販売専門の店舗として復活した例もあるといいます。


すると、この状況に歯止めをかけようと、都市圏の私立女子校が防止対策を打ち出したのです。


それまで、女子生徒が制服等をブルセラショップへ売りに行くことに対して、学校側は注意喚起はしていたものの、具体的な防止策を立てることはしていませんでした。


ところが昨今、ネット上での闇取引が問題視されるようになり、女子生徒たちが何らかの事件に巻き込まれることを懸念し、学校側もブルセラ対策に乗り出したのです。


とくに〝お嬢様学校〟として知られる首都圏の女子校で目立って対策がとられているらしく、卒業を控えた生徒とその保護者に向けてブルセラ行為に対する指導をおこなうと同時に、制服等を任意で学校へ返納するよう呼び掛けているといいます。それにより、自主的に、あるいは保護者や先輩などからすすめられて制服等を返納する生徒が増えているというのです。


こうした学校側の対策により、マニアのあいだで高値で取引されるような人気の制服やグッズが、ブルセラ市場に流通しにくくなってきているのが現状です。


この状況に深い溜め息をつくしかなくなったマニアの中には、ブルセラから足を洗った人たちもいれば、苦渋の決断によりレプリカに手を出すようになった人たちもいると聞きます。ただ、一部の非常にコアな制服マニアは、レプリカでは満足できず、今も〝本物〟を探し求めて彷徨い歩いているのです。

老舗ブルセラショップの商品確保術

廃業店舗からの商品引き上げ

流通量が激減している中で確実にブルセラ商品を確保する方法のひとつが、廃業店舗から商品を引き上げてくるというやり方です。経営者というのは、普段から同業他店の開廃業の状況をリサーチしているものです。廃業の噂を耳にすると、いち早く行動を起こし、商品の確保に走ります。これは資金力のあるリサイクル業者がよく用いる方法で、場合によっては、廃業する店舗の商品を買い占めるだけでなく、その店舗と従業員までまとめて買収し、そこに新たに自社の店舗を開業することもあります。ブルセラ業界では、さすがにそこまで大規模なことはおこなわれていないと思いますが。

現役女子中高生や卒業生からの持ち込み

これは昔ながらのブルセラショップのやり方ですが、ショップに売りに来る女子中高生の数が激減している今では、あまり期待できる商品確保術とはいえないでしょう。

実際、現存するブルセラショップで売られている使用済み下着などは、ほとんどが大人の女性から買い取ったものです。30代や40代の女性が小遣い欲しさに下着を売りに来ることが多くなっていると、ある店のスタッフは話していました。

出会い系サイトや掲示板を通じて取引する

マニアのあいだだけでなく、ショップ経営者もこの方法に頼ることが多くなっているようです。一部のフリマアプリでも、コスプレグッズと称して販売されていることがあります。女子中高生が隠語を使って巧みに交渉し、男性客と取引します。中には男性が女子生徒に成りすまして交渉してくるケースもあり、偽物やレプリカをつかまされることもあるのだとか。

きちんと本人確認がおこなわれた18歳以上の女性が登録し、男性客と交渉して、学生時代に使用していた制服等を販売するブルセラ専門サイトもあり、コアなマニアやショップ経営者は、こういったブルセラに特化したサイトのほうを好んで利用していると聞きます。

他にも、風俗関係の店に遊びに行き、女の子と交渉し、学生時代に使っていた物を売ってもらう方法もあるのだそうです。

男性客から買い取る

ブルセラショップというのは、基本的に女性が持ち込んだ物しか買い取ってくれません。男性が買取を希望しても断られます。これは私自身が実証済みです。

しかし一部の常連客が持ち込んだ場合や、かなり希少な品、売れ筋のアイテムであれば、男性からでも買い取ってくれることはあるそうです。

盗品を扱う

これはかなりハイリスクな方法ですし、盗品と知ったうえで販売すれば、れっきとした犯罪行為になります。以前、あるお笑い芸人が、高校に侵入して女子生徒の制服等を盗んだ容疑で逮捕された事件がありました。「性的欲求を満たすためにやった」と供述しており、彼のような人物がブルセラショップへ盗品を持ち込む可能性がないとはいえません。

レプリカを販売する

ここ10年くらいの間で増えてきたパターンで、一種の妥協策ともいえます。

〝本物の〟制服が流通しにくくなってきている現在、マニアの中には、レプリカでも構わないという人も出てきているといいます。レプリカを製造・販売するメーカ―の中には、マニアのあいだで人気の高い学校の制服を数多く揃えているところもあり、クオリティーはかなり高いと聞きます。校章の刺繍の細かい部分が少し違っているくらいで、本物そっくりに作られており、素人では見分けがつかないほど。その完成度の高さを悪用して、レプリカを本物と称して販売する行為もちらほら見られます。

またレプリカの場合、商品によっては男性用サイズも展開されており、自分で着用して楽しむマニアもいるそうです。


レプリカが販売されるもうひとつの理由として、「制服ディズニー」や「なんちゃって制服」を楽しむ若い女性がいることが挙げられます。

そういう女性たちのほとんどはコスプレ用の制服を購入するようですが、ときどき、特定の学校の制服を着てみたいという人もいて、そういう女性がレプリカを購入するのだそうです。その学校に憧れていたけど行けなかった、という女性たちが密かに願望を叶えようとしているのかもしれません。

ブルセラショップではない〝フリー制服ショップ〟が人気

最近、若い女性たち(男性も)のあいだで人気があるのは、先に紹介した3店舗ような、いわゆるブルセラショップと呼ばれるものではなく、新品の制服や学校関連グッズを販売する、制服ブランドショップです。


「制服ディズニー」や「なんちゃって制服」を楽しむ若者たちのほとんどが、すでに高校を卒業した年齢で、同じ大学や専門学校に通う仲間どうしでJK制服のコスプレをすることが多いといいます。


彼女たちは仲間どうしお揃いのデザインの制服を着て出かけることを基本としています。全員が同じ高校の出身であれば、その制服を着ればいいわけですが、実際には出身校がばらばらのことのほうが多く、そのため、彼女たちはわざわざコスプレ用の制服を買いそろえるのです。


ネットショッピングやコスプレショップで制服を購入する女性たちは多いです。しかし、最近は本物志向の若者も増えてきており、質の悪いコスプレ用の制服では満足しないといいます。


彼女たちが制服ディズニーやなんちゃって制服を楽しむ際の一番の目的は、制服姿の自分たちの写真を撮ってSNSにアップすることなのです。できればお洒落に撮りたい、映える写真をアップしてたくさんの人に見てもらいたい、という気持ちが強いと、身に着けるものにもそれなりに気を遣うようになってきます。


縫製のあまりしっかりしていない、ぺらぺらの生地のコスプレ用の制服では満足できず、学校で着るような本物の制服を彼女たちは求めるようになるのです。少々お金がかかっても、SNS映えする写真を撮るためには、やはり質の高い制服を身に着けたいというわけです。


そんな若者たちの要望に応えるために、最近では本物の学校用と同質の制服を販売する制服ブランドショップが、大都市圏の大型ファッションビルやショッピングモールなどに店舗を構えるようになってきています。


こういった制服ブランドショップは「フリー制服販売ショップ」と呼ばれており、学校指定ではなく、あくまで普段着として着用する制服を販売するブランドショップなのです。

携帯電話でいうところのSIMフリー端末みたいな感じでしょうか(ちょっと違うか…?)。


気がつけば私の生活圏内にも2店舗、有名制服ブランドショップがオープンしていました。ブランド名と公式サイトをご紹介しておきますので、興味のある方は、ぜひ若い女性をともなって、いちど店内を覗いてみてはいかがでしょうか。


ちなみに私は、店の前までは行ってみたのですが、中年のおっさんがひとりで入るにはそうとう勇気がいる雰囲気だったので、すぐさま引き返してしまいました。


・EASTBOY/イーストボーイ  

(レディース制服)

イーストボーイ|EASTBOY Official Web Site


・CONOMi/このみ 

 (メンズ&レディース制服)

CONOMiオンラインショップ(原宿発の制服ブランド このみ公式通販)

中国でいまJK制服ブームが起きている!

少し話題を変えて、中国の話をしてみようと思います。

ここ数年、中国では北京や上海といった大都市を中心に、若い女性たちのあいだで日本の女子高校生風の制服が人気を集めています。


日本のアニメや漫画、アイドルグループの影響を受けて広まったものだそうで、コスプレとしてだけでなく、普段着として着用する女性もいるといいます。


中国の大部分の学校には制服というものがなく、登校から下校までずっとジャージを着て過ごすのが一般的ですから、学生服に対して憧れを抱いている人が一定数いて、それが昨今のJK制服ブームの根底にあるのかもしれません。


JK制服のほかにロリータ系ファッションと中国の伝統衣装である漢服もトレンドになっており、それら3種のファッションは「三坑」と呼ばれています。「坑」とは中国語で「穴」を意味し、はまるとどんどんお金を使ってしまうという意味で「三坑=3つの穴」と呼ばれるようになったそうです。


市場規模は年々拡大してきており、最近では大都市だけでなく地方の小都市にまで流行が広がりつつあります。2020年の「三坑」による経済効果は日本円でおよそ3370億円。2025年末までには2兆円を超えるとの見通しです。

コロナ渦におけるブルセラ現象

3年におよぶコロナ渦で、X(旧ツイッター)やフリマアプリを通じて、男性客に対し使用済みマスクや下着を売る女性が増えているという話は、『風俗マニアックス』の読者ならご存じの方も多いのではないでしょうか。


若者文化に詳しいジャーナリストの中には、この現象をブルセラブーム再来の前兆ととらえる人もいるようですが、それはちょっと気が早い話だと私は思います。「ブルセラ」というのは、もともと「ブルマーとセーラー服」を指す言葉です。使用済みマスクや下着の売買だけを取り上げて「ブルセラ」と呼ぶのは、ブルセラの定義を拡大解釈しすぎているような気がします。


ブルセラブームはとうの昔に過ぎ去り、生粋のブルセラショップなどもうほとんど存在しません。しかし、使用済み下着や通っていた学校の制服を売る女性はブーム終焉以降も少数ですが存在し続けています。


「売る女性」が絶えないのは、それを「買う男性」が絶えないからです。当たり前のことですが、需要と供給のバランスが崩れてしまえば、その市場は消滅します。


コロナ渦で使用済みマスクの売買が増えたのは、マスクで素顔を隠した女性に対して性的欲求を覚える男性が増えたせいではないでしょうか。


ネット上にあふれる素人投稿のハメ撮り動画などでは、身バレ防止(もちろん感染防止の目的もあるのでしょう)のためにマスクを着用する女性がほとんどです。そんな動画を見て、マスクを着用してセックスをする女性に対し性的興奮を覚える男性が一定数現れたのが、この度の使用済みマスクの売買につながった要因のひとつではないかと思われます。


ただ、この現象はあくまで一過性のものだと私は考えています。こういったブルセラ行為の類が今後も流行していくとは思えません。


以前、ブルセラショップの元経営者で、現在は奈良県で中国エステを営んでいる男性からこんな話を聞かされたことがありました。


「ブルセラ文化は衰退してしまったけども、JKビジネスと呼ばれるものは今でも様々なかたちで展開されてますよ。男性の中にある、女子中高生に対する興味や欲求が失われてしまったわけではありません。その象徴が「モノ」から「ヒト」へと移り変わっただけです」


「かつては、女子中高生が身に着けたモノを手に取ることで性的欲求を満たしていたのが、最近はヒトと接すること、彼女たちとふれあうことで欲求を満たす傾向が強くなってきている。JKリフレとかコンセプトカフェなんかが流行るのはそのせいですよ」


その男性の話には、私も納得するところがありました。ブルセラ以外のジャンルでもそれに近い現象が起きています。


昨今、サバゲーの人気が高まっており、男性だけでなく若い女性たちもゲームに参加するようになっています。決してトイガンフリークではない人たちがサバゲーに参加する傾向が強まってきており、雑誌などで取り上げられる人気のサバゲーフィールドでは、むしろマニアの人たちのほうが参加しづらい雰囲気さえあります。


ちょっとお洒落な若者たちが、スノーボード片手にゲレンデに集まってくるようなノリが、サバゲーフィールドにも感じられるようになってきているのです。

そのせいか、初心者でも比較的扱いやすい東京マルイ製のガスガンや電動ガンの売り上げは好調だそうです。逆にマニア向けのモノや、モデルガンの人気は低迷しています。


ひと昔前までのトイガンフリークは、弾丸を発射できないモデルガンを手に取り、あらゆる角度から眺め、想像して楽しむものでした。しかし今は想像力を働かせることが少なくなり、仲間とともに体を動かしながらふれあい、その場の雰囲気を味わうことが、トイガンの楽しみ方になりつつあるようです。


話が少し逸れてしまいましたが、現在のこの流れからすると、近い将来、ブルセラ文化が完全に衰退してしまっても不思議ではないといえます。個人経営の模型店やラジコンショップが町からどんどん姿を消していったのも、やはり同じ理由からではないでしょうか。

時代の流れとともに、「モノ」から「ヒト」へ、「個人」から「集団」へと、娯楽の楽しみ方が変わっていったのだと思います。

ブルセラ業界の今後の展望

ブルセラ行為に興味を示す男性は確実に減少していると私は考えています。いくら女性がブルマーやセーラー服といったブルセラアイテムを販売しても、それに性的な興味を示し、買い求める男性が少数であるかぎり「ブルセラ」という言葉が注目されることはありませんし、ブルセラブームが再来することもあり得ないと思います。


かつてのように多くの男性がブルセラ行為に興味を示すようになるためには、まずその前提として、制服姿の女子中高生が何らかの形で注目を集める必要があります。例えば、先ほど紹介した中国におけるJK制服ブームのように。


実際、中国の一部の若者たちのあいだで、着用済みJK制服の売買が起き始めているようです。コミケ会場でもJKコスプレの女性の姿は多く、また、都市部では普段着としてJK制服を着用する10~20代の女性もいます。


JK制服が多くの人の目に触れる機会が増えたことで、制服姿の女性に性的欲求を覚える男性が増え、着用済み制服の売買につながったのだと思います。


日本でも、今後またこのような現象が復活する日が来るのでしょうか。川が海へと流れ着くように、いちど流れ出したものはもう二度と戻ることはないのでしょうか。はたまた何らかの理由で、海から川へと水が逆流するような奇跡でも起きるのでしょうか。そんな夢のような未来に期待をかけて、この記事を締めくくりたいと思います。

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当コラムコーナーは、実話もフィクションも入り混じっています。読み物エンターテイメントとしてお楽しみいただく目的で掲載しており、記事の行為を推奨したり、犯罪を助長するものではありません。

この記事を書いた人

なかぞの

大阪府生まれ。22歳で文芸同人誌に参加。文学・アート系雑誌での新人賞入選をきっかけに作家業をスタート。塾講師、酒屋の配達員、デリヘルの事務スタッフなど様々な職を転々としたのち、現在はフリーライターとして活動中。足を踏み入れるとスリルを味わえそうな怪しい街並み、怪しいビルの風俗店を探し歩いている。

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