最初で最後の援デリ体験。出会い系アダルト掲示板で違法業者にスカウトされて体験入店!やるもんじゃない

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百花繚乱 2 36,396 2024/02/14
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こんにちは、アダルトライターの百花繚乱です!


もう時効だから言っちゃいますが、わたしには援助交際をして生計を立てなければならなかった時期があります。


援助交際をしていた理由はいろいろとあるので、このコラムでは割愛させていただきますが、そのころは本当に毎日のように援交をしていました。


援交をするときに使用していた出会い系サイトでの嫌われ者に「援デリ業者」というものがいます。


わたしはソイツにそそのかされて、一度だけ援デリをやってしまった経験があるということを、ここで告白し懺悔をさせていただきましょう。

そもそも援デリって何なの?

ご存じない読者の方もいるかと思うので説明させていただくと、援デリとは出会い系サイト内で暗躍している違法風俗業者のことです。


素人女性を装って男性と出会おうとするプロの業者で、そのうえ女の子に代わって業者のおっさんが男性ユーザーとメッセージのやり取りをしたりもするので、出会い系サイト内でも忌み嫌われています。


しかも、噂を聞くに援デリの女の子はルックスやサービスなどのレベルが、かなり低いということ。


当時は(今は知らん)まあそこそこのレベルは維持していると自負していたわたしは、自分には縁がないものだと思い込んでいました。

騙されて援デリにスカウトされてしまう!

わたしはその日も、とある出会い系サイトのアダルト掲示板を使って援交相手の男性を見つけ、いそいそと山手線に乗って池袋に出かけて行きました。


そこで待ち合わせ場所に現れたのが、援デリ業者のおっさんだったのです。普通の男性かと思ったのに、騙された……。


怒りがわいてきましたが、さすがプロなので「稼がせてあげるからさ、試しに今日だけやってみてよ~」などとしつこく口説かれたのです。


わざわざ池袋まで出かけてきたこともあり、断るのも面倒になったわたしは渋々OKをしてしまいました。


きったないアパートの一室である援デリ事務所に入ると、和室の床に携帯電話と充電器が大量にゴロゴロと転がっていたことを思い出します。


これらを使っておっさんがPCMAXだのワクワクメールだのハッピーメールだの、あらゆる出会い系サイトのアダルト掲示板に援交募集の書き込みをし、そのおっさんが応募をしてきた男性とメッセージをやり取りして援交客を取るというわけです。


飲み物さえも出してもらえず、仕方なく床にぺたりと座って携帯をいじりながら時間をつぶしていると、事務所アパートのドアがギイっと古めかしい音を立てて、援デリの女の子が仕事から戻ってきました。


いや、女の子…と言っても果たして許されるのでしょうか?ボサボサのヘアスタイルをした、太っていてブスな、はっきり言うとオバサンです。


「この人と援交をした男性がいるのか!!会った瞬間にお断りされなかったのか?!」と、わたしは大きな衝撃を受けてしまいました。


性格まで暗そうなそのオバサン…ではなく女の子は、無言のままおっさんに数枚のお札を渡していたので、「お金を払ってまで、この人とセックスをした男性が本当にいるんだ…」と、わたしは内心でドン引きです。


心の底から鬱になってもう帰りたかったわたしですが、帰ると言い出すのも気まずかったので、備品の携帯電話が10個以上も置かれた畳の床にぺたんと座ったまま、押し黙って自分の携帯をいじり続けていたのでした。

援デリって、おっさんに尾行されるんだよ!

そして、とうとうわたしの順番がやってきたようです(涙)


おっさんに「人妻のカナさんって設定で会ってきてね!先払いでイチゴもらってね」と言われます。


イチゴとは15,000円のことですが、これはわたしの年齢の相場だったので納得しました。


しかし、人妻カナって誰が決めた設定だよ…。


わたしは池袋駅近くまで歩いて向かい、カナになりきって待ち合わせの男性と落ち合いにこやかに挨拶をしました。


その間も目の端っこに入ってくるのが、電柱の陰からこちらを確認している援デリ業者のおっさんです。


よく女の子がバックレたりするのでしょうか、おっさんは無事にわたしが男性と一緒にホテルに入るまで、コッソリあとをつけてきていたのでした。

援デリって嘘ばっかり

ホテルに入って、おっさんから言われた通りに先払いをお願いすると、男性はその素人らしからぬ行為を不審に思ったのでしょう。


「俺ときみがメッセージのやり取りしてた出会い系サイトって、どこだっけ?」などと質問してきたのです。


援デリなので、メッセージをやり取りしていたのはもちろんわたしではなく、おっさん。


冷や汗が出るような大ピンチでしたが、「えっと~、PCMAX!」と思いつきで答えると、偶然にも正解だったようで男性は笑顔を見せてくれました。危ない危ない…。


次の大ピンチは、ふたりで一緒にシャワールームに入ったときにやってきます。


「あれ?プロフィールには、Gカップって書いてあったよね?」と不思議そうに言われたのです!


わたしのおっぱいは、自慢じゃないけど割とささやかで、C~Dしかありません。


「えっと…あのね~、最近ダイエットして痩せたら、おっぱいまで小さくなったの!」これでふ~んと納得してもらえたのだから、相手の男性が特に巨乳好きじゃなくって本当に助かりました。


GカップがCカップまでにしぼんでしまう激烈ダイエットって、一体どんなんだ…。

援デリは稼げなかった…

そんな大ピンチをいくつも乗り越えて、いつもの援交の1億倍クタクタにくたびれたわたしは、事務所までトボトボ歩いて戻りました。


そして清算をするのですが、このバック率がありえないもので驚愕してしまうのです。


おっさんから渡された金額は、なんと「6,000円」ぽっちだったのでした!


他の援デリ業者のバック率は知る由もないけれど、ここでは4割が女の子の取り分なんだそう。


あんなにがんばったのに…6割もおっさんが取るって、嘘でしょ…。


ショックすぎて見開いた眼とあんぐり空いた口がふさがらないわたしは、怒ることさえできずその事務所をあとにしました。


以上が、援デリにかわいい女の子が残るはずもない理由です。


読者の皆さまは、どうか援デリおっさんに騙されないように…。

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当コラムコーナーは、実話もフィクションも入り混じっています。読み物エンターテイメントとしてお楽しみいただく目的で掲載しており、記事の行為を推奨したり、犯罪を助長するものではありません。

この記事を書いた人

百花繚乱

夢は文豪で500人超斬りの女版性豪。お下劣ショーパブからはじまり出会い系での売春、セクキャバ、本デリ、デリヘルなど多種多様の風俗嬢経験あり。現在は夫大好きなかわいい人妻です。

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