卒業文集で女子に「大嫌い!」と書かれまくった定年間際教師の末路
「吉田君さー、なんで彼女ができないの?」
「彼女いない歴=年齢で恥ずかしくないの?」
「最近いつセックスした?あ、君の場合はソープ行ったとイコールだよね」
こうしたセクハラの極みの数々・・、私は何も彼らに迷惑をかけたことはなく、むしろ一番働いているんですが・・。
これは今から10年以上前の職場の飲み会の一コマです。忘年会でも暑気払いでもなく、イベントの後の打ち上げ。発言の主は上司、A部長とB課長です。こういうことが年に10回以上、日曜日の夜に展開されます。
私ではなく女性社員に言っていたら新聞やテレビのニュースになるレベルのハラスメントなんですが、当時2年目の社員だった私は彼らのからかいネタのターゲットにされてしまいました。
申し遅れましたが、吉田カゲムシャという医療関連企業に勤める社員です。モテないのは確かですが、ことあるごとに私だけがターゲットにされ、彼女いない歴=年齢であることをからかわれていました。
今回のお話は、そうしたハラスメント管理職へ合法的に復讐し、彼らに辱めを与えることに成功したスカッとするお話になります。
イベントの打ち上げがいつもハラスメント
私が新入社員として配属された部署は、医療関連イベントや展示会を出展する部署でした。社内では外れ部署と呼ばれていて、残業が多かったこともありますが、年10回以上(15回くらい)の日曜日のイベントに強制的に駆り出される休日出勤が当たり前のところでした。
まぁ、休日出勤分は代休が取れました(ただし有休消化まで追いつかなくなる)ので、世のブラック企業に比べてばマシだったのでしょうが、大変だったのは会場設営が6時〜7時からなので、始発で行く4時起きをしなければならなかったのです。
新人なので一番働かされますし、何よりもつらかったのは、イベント当日の「打ち上げ」です。
冒頭のような飲み会が23時くらいまで続きます。始発で行き終電で帰る、しかもあのような辱めを受けます。女性社員や派遣さんもいる中で、あのようなセクシャルなことを上司から一方的に言われ続けます。
「は、はい・・・」
と元気なく答えるかはぐらかすしかなく、「最近ソープに行ったのは1か月前の歌舞伎町です・・」などと吐かされもしました。
非モテキャラでおとなしく、逆切れもしない安全なサンドバッグだと思っていたのでしょう。口に出すのもはばかられるハラスメントが続きます。
当日の仕事ぶり、あるいは普段の仕事ぶりについてダメだしされるならまだいいのですが、そうではなく(だって仕事はしっかりしているから)、プライベートなことを延々と詮索してからかうのは明らかに人権問題です。
最初に言ったように、これが女性に対してだったらとんでもないことになっています。
新しい部長の暴走、経費の私的流用の数々
今回の登場人物は
A部長:私の入社と同時に部長になり配置 酒飲み
B課長:部署5年目、部署のことを一番わかっている 酒飲み
C課長:担当課長で一番発言力がない 酒は飲まない
この3名と私です。他にも部署の人は多数いますが、わかりやすくするためにこの4名に絞ります。
私がハラスメントを受け続ける打ち上げですが、実はA部長が来る前にはありませんでした。Aがすべての元凶なのです。
Aが来る前年までは、4時起きの休日イベントはやはり大変なので、夕方イベントが終了後、みんなで1500円前後の夕食を食べて、それを経費で落としていいことになっていました。これは人事も財務も了解していたことで、一番負荷のかかる部署なのでそのくらいは大目に見ようということのようでした。
本来、私の会社の規定では、飲食代が経費で落ちるのは相手(取引先)がいる場合のみです。つまり打ち上げ経費の会社負担は特例だったんですね。
Aが私と一緒に赴任して、打ち上げは経費で落ちるということを知ってから、
A「経費で出るんだろ、じゃあこんなちゃちい店じゃなくて高いところ行こうぜ」
A「人事も総務もこんなに大変だということを知らない。経費でいい店に行く正当性はある」(自分は何もしていない」
B「そうですよね、部長。そういうことなんだよ!飲んでいいんだよ、飲みなさい」
C「・・・(無言でしたがう)」
打ち上げを経費で落としていい→経費で落とせるなら高い店に行こう→経費なんだから気兼ねする必要ない→高い店に行って飲み食いするべき→次はどんな店に行ってやろう
論理は飛躍し、どんどんお店が豪華になって行きます。叙々苑の高級バージョンや帝国ホテルのバイキングなど、1回1人数万円するところにも遠慮なく行くようになります。
AとBが酒飲みで意気投合してアクセルを踏みまくっているので、本来C課長が諫めるべきなのでしょうが、彼は無能なうえに酒もあまり飲まず、宴席も得意ではないので、黙って従うのみです。
それだけなら、タダで高いものを食べられたのでいいのですが、彼らは私に飲めない酒を強要したうえで、深夜までハラスメントの限りを尽くします。
私「今日は疲れているので帰りたいのですが」
B「これは業務命令なんだよ。最後まで付き合いなさい」
私「じゃあ僕をいじるのやめてください」
A「いじられるのも新人の仕事なんだよ。素直に我々が気持ちよくなるように言われ続けること。俺が新人のころは脱がされたんだぞ!」
私「せめてお店のランクをもう少し落としませんか?さすがにまずいのでは」(安い店なら多少早くお開きになるというわずかな希望)
A「なに言ってんだ。人事や総務の偉い奴らはこの大変さを知らないんだ。俺が法律だ!俺がいいというならいいんだよ」
私「C課長・・・」
C「・・・・(無言)」
何を言っても無駄ということがわかります。日頃から私の仕事ぶりはよくて、仕事内容について叱責されることはほとんどなく、言われるのは
A「なぜ彼女ができないんだ」
B「お前は告白する勇気がないんだよ。もっとハメはずせよ」
B「セックスしているのか?この年でしないとかありえないだろ」
A「俺、ソープって知らないんだけどどういうシステムなんだ」(知っているくせに・・)
C「・・・・」
これを平日の昼間から平気で言われている私。AとBに酒が入ると、酒が燃料になり、いじりからハラスメントへとレベルアップしていきます。して
イベント当日の私は
・始発で来て眠い、寝不足である
・イベントの最前線に立つので疲労困憊
・お酒には弱くコミュニケーション能力も低いので飲み会は嫌だ
・打ち上げに出ても延々彼女がいないネタをいじられる
こうなので、正直、豪華なお店とはどうでもいいんです。「業務命令」なら打ち上げの時間の残業代も出してください。
彼ら(特にAとB)はイベント当日も堂々重役出勤。そりゃ自分たちは疲れておらず、どうどう会社の金で贅沢の限りを尽くせる(と思っている)のだから元気でしょう。
Aが酒に酔っぱらって、高層ビル最上階のお店で「白玉クリームぜんざい」を5つ食べたときには唖然としました。奴はアル中なので、飲み会のたびに記憶をなくすまで飲み、多くの人に迷惑をかけます。
とどまることを知らない打ち上げ台の高騰と私へのハラスメント、正直、3管理職に恨みしかわかなくなります。C課長が何もできないのも会社組織としてはよくわかるのですがそれにしても・・・。
私が憶えている限り、最大のハラスメントは風俗雑誌(当時は売っていました)をBが持ってきて、「このお店行ってレポートしてきてよ」だったと思います。AもBも社内結婚をしていて、女性に困ったことがなく(かつ風俗や浮気をしている)、私のような人間は理解できないし、嘲笑の対象でしかないんでしょう。
ちなみにCは当時も今も独身です。じゃあCをいじってください。
OB訪問で人事課長にコンタクト、その時私は!
彼女がいないだけでここまでの仕打ちを受けなければならないのか・・・、世の中そういうものなのか、私の巡り合わせが悪いのか・・イベントごとに私のMPは大きく削られてしまいます。
しかし、部署の組織で考えると、トップ2のA部長とB課長が率先して不法行為&ハラスメントをしているのですから改善の余地がありません。無能のC課長はまったく期待できず、本当に困っていました。転職も視野に入れようと思っていたある2月の寒い日、人事課長に呼ばれます。
「君の大学の後輩がOB訪問に来ているんだ。会ってくれない」
「いいですよ」
「よかった。近くの喫茶店で話してよ。君が立替えて領収証を持ってきて。ただ、あまり高いメニューは・・ね」
おお、この人はまともな人です。厳しいという評判を聞いていましたが、自分にも厳しいようで、自分にやさしく私に厳しいAやBとは大違いです。
OB訪問の面接は本題ではないので省略します。本当は「こんなにいい会社でやりがいもあるよ」と言うべきなのですが、悪い奴らばかりでやりがいはないので、「もっと他の業種も考えてみたら」「君にわが社はもったいないよ」とネガティブ口調で話してしまいました。
「『この風俗に行け』と上司から言われる」ということはさすがに言えませんでした(笑)。
学生との面談が終わり人事課長に報告します。「すごくいい感じの学生で、わが社ならばやりがいがあると進めておきました」という模範的回答をします(大嘘!)。
模範的社員を演じて帰ろうとすると
「吉田君、こういう機会もないから困っていることとか悩んでいることとかある?僕でよかったら聞くよ」
「お人払いできますか。できれば別室で」
「いいよ」
会議室に人事課長と一緒に行った私は、覚悟を決めて話します。
「イベント当日管理職が返してくれません。疲れているので帰りたい」
「打ち上げがどんどん豪華になって行きます。この前は帝国ホテル」
「部長は全部経費で落ちるから、と言ってどんどん高い店になります」
「管理職が率先して会社のお金を使っています」
「会社の金で飲むのが「業務命令」なんでしょうか?」
人事課長の顔色が変わります。
「もう少し詳しく聞かせてくれるかな。その飲み会は社員だけで取引先に人はいないんだよね」
「はい、全員身内です。イベント時の打ち上げだけではなく、打ち合わせ、取引先との懇親会と称して部課長で飲んでいることもあるようです」
打ち合わせと称して飲んでいるのは主にB課長と女性社員で、この仲も怪しいのですが、今回の本題ではないので略します。ここは多少「盛って」人事課長に話しましたが、AとBならば当然やっているであろうという推測です。
本当は彼女がいないことの揶揄や風俗の強制も言おうと思いましたが、この人事課長、人事の前に財務部にいたので、お金の面で集中的に3管理職を追い込んだ方がいいと直感で思い言及しませんでした。証拠の面でも、経費乱用の方が確実に追い込めますからね。
「あのさ、打ち上げの日のお店とか、打ち合わせ当日会議があったかどうかとか、調べて僕にメールをしてくれないかな。うちの規定では相手がいない飲み会はダメなのは大原則なんだよね・・」
わが社にも社内通報制度はあって、その場合、しかるべき部署の聞き取りの後人事課長に情報が行くのですが、今回はその過程をショートカットできたので一気に人事課長の怒りを燃焼させることができました。
そこから、私の3管理職への復讐が始まりました。本当の取引先との打ち合わせがあった日の会議資料なども気を利かせてメールで送ってあげます。その日には、懇親会などはしていないという事実を補強してあげます。身内だけで会社の金を使って懇親していたのはAとBとその愛人だよ・・。
正義マン人事課長の大ハッスル
その人事課長はいわゆる「正義マン」でかなり厳しい人だったのですが、運がいいことに彼のハートに火をつけることに成功しました。
人事課長は社長と打ち合わせをしながら証拠を集めているようで、バカ管理職3名はのほほんとしています。イベントシーズンは終わっていたので、経費乱用の機会は少なかったのですが、それでも「懇親会」はやっていたようで、「今日相手もないのに「懇親」したようですよ」と人事課長に逐一報告していきます。
5割増しくらいで資料と話を盛って、どんどん燃料を投下していきます。人事課長がこの火をどう扱うのでしょうか?
新年度業務そっちのけで領収証をコピーさせられるバカ管理職3名
4月になり年度がかわり、B課長が異動になります。B課長の5年は長いくらいですし、A部長とC課長はそのままなので、この件が人事異動に影響したということはなさそうです。
「えー、あれだけ薪をくべたのに失敗か・・」
と思っていると、血相変えてAとCがどこからか戻ってきて、新任のD課長とどこかへ行きます。
戻ってきたときにはBも一緒で、A、B、Cで領収証の帳票をめくり始めます。
「あー、部長と2課長の作業は気にしないように」
D課長がそう注意しますが、やはり異様な光景です。
「これは!」
私は好感触です。A〜Cは社長室に呼ばれ、社長&人事課長から、イベントの打ち上げ代(もちろん身内だけ)+「懇親会」がいくらかかったのかすべてコピーを取ってくるように命じられていました。
A「付箋どこだ?」
B「あれこの日もそうだったかなー、やべー」
A「コピーってここ押せばいいんだっけ?」
C「・・・・」
B「クリップでまとめないと」
A「俺こんなに領収証決裁したんだ、なんでこんなものまで・・」
C「・・・・」
エライ身分のはずなのに、新人やアルバイトのように50前後の大人が帳票をめくって必死に付箋を貼り、それをコピーする光景は滑稽そのものでした。
「誰がこんなこと人事に言いやがったんだ!」
「謀ったのは誰だーー」
Aはそうつぶやいています。誰なんでしょうね〜。
社長の減俸、合わせて下った3バカへの処分は・・?
一連の打ち上げの領収証をすべてコピーし、人事課長に持っていったところ、A部長が赴任して2年目の昨年度だけで150万円を超えていました。13人の部署の社員だけでこれだけ飲み食いしているわけですから、まぁ大したもんです。
A赴任1年目は見逃してくれたようですが、社長から以下のような沙汰が下ります。
・A、B、Cは始末書
・打ち上げ代+「懇親会」代150万円は3管理職で全部自己負担、弁償
・社長は減給20%4か月
・非管理職は責任なし(弁償の義務もない)
A「ふざけんな、○○(別の部署の部長)だって同じことをしているだろ!」
B「金がない・・、財形を解約するしかない・・」
C「・・・・」
A「俺たちだけ処分されるのは解せない。この処分を所内イントラにアップして、お前らもやっているだろとプレッシャーをかける」
B「150万円の配分は・・・3等分でいいですよね、部長」
A「お前が一番飲んでいるだろ!」
B「いや、部長でしょう。白玉クリームぜんざい4個はシラフでは無理ですよ」
C「・・・・」
A「オトコ○○(Aの名前)、会社に30年尽くしてきたが、こんな仕返しをされるいわれはなし。貸しはあっても借りはないわー」
俺たちだけではない、他もみんなやっている、許せないというA部長の怒りは相当なものでしたが、そもそも、お疲れ様の食事を上限突破の飲み会に勝手に変えたのはあんたでしょう。
結局、食事程度の打ち上げも経費を使っての実施は不可能になり、事実上、深夜までの乱痴気騒ぎはなくなりました。
ちなみにA部長は、他部署の子分を集めて「A部長を励ます会」を自分で企画していました(笑)。そんなんだから賠償する羽目になったのに・・。
結果的に私のプライベートへのハラスメントをする機会も減り、無事3年であの部署を脱出できました。
上司がバカな場合その上から叩き潰すしかない
本来は、部内の先輩なり上司なりに具申して、状況の改善を図るべきなのでしょうが、今回の場合、上が率先してハラスメントをし、コンプライアンス違反をしている腐ったミカンの場合、多くのブラック企業やブラック上司の下の社員のようにつぶれてしまうしかないのでしょうか?
私の場合、たまたま人事課長が正義マンだったおかげで、あの打ち上げそのものをつぶすことができました。
「ざまーみろ」という感情しかなく、奴らの懐にダメージを与えられたので満足です。この一件で、役員になるといわれていたA部長は役員になれず、B課長は次の次の部署で左遷され担当部長で終わり、C課長はついに課長のまま定年となりました。
奴らの出世も私が物理的に叩き潰すことができ、脳からアドレナリンが止まりません。約30年×3人分のキャリアを、まさか2年目の社員に消されたとか、奴らの愚かさと滑稽さに笑いが止まりません。
こういうことをすると、日本では喧嘩両成敗で訴えたほうのキャリアが断たれると言われていますが、人事課長は本当に口が堅かったようで、その後私は栄転してしまいました。
たまたま運がよかったのだと思いますが、潰すためにはさらに上の権力者と通じて、まさにゴキブリを叩き潰すくらい容赦なくやるのが正解でしょう。
今ならば、証拠があれば裁判を起こしてお金が取れるくらいです。出世街道を経たれるくらいで勘弁してやったのだから、3バカは私に感謝してもらいたいくらいです。
実は別の人が犯人だと今でも思われています
A部長とB課長は最後まで「Eに告げ口された」と言っていました(C課長は「・・・・」)。Eさんとは私の先輩で、ことあるごとに奴らに食って掛かっていた人で、別の件で総務部長(人事課長の上司)に直訴をしたこともあります。
A「Eには評定2をつけてやったわ」(5段階評価)
ああ・・、Eさん攻め方が下手なので、悪者としての評価が定着し、あまり出世できていません。でも、私が受けた数々の辱めに比べれば、彼は大したことないでしょう(笑)。
最初から最後まで私が刺したとは気づかずに、出世を閉ざされ退職をしていった哀れな
3人。でも、私に彼女がいないことをからかわなければよかったのに、簡単なことですよね。
C課長は・・何か言えばよかったのに、結局何もできずに終わってしまいました。
ちなみに、数年後ようやく彼女ができ、結婚し、幸せな家庭を持つことができました。というわけで、今のところ私が勝ちました。私も将来部下にハメられないように清く正しく、ノンハラスメントで生きていきたいと思います。
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