ここだけの話…。関係者が語る韓国クラブの裏側

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ここだけの話…。関係者が語る韓国クラブの裏側

裏風俗

韓国クラブサーガ

なかぞの 0 5,588 2019/08/16

大阪市内の複数の韓国クラブで実際にあった裏エピソードを、その現場を目撃した人たちからこっそり聞き出してきました。

店をラブホテル代わりに使う韓国人ホステス

当時30代だった酒屋の男性配達員の目撃談です。
 
「韓国ラウンジ『C(仮名)』には週4日くらいのペースで配達に行っていました。
ママから鍵を預かっていて、配達員が勝手に店を開けて納品します。

前日の深夜に注文をもらい、翌日の昼間に納品。たまに夕方以降に配達に行くこともありましたが、それはあとから追加注文があったときだけで、開店時間までにまとめて納品しておくのが基本でした。
 
昼間に配達に行くと、たまに店内が前夜の状態のまま片付けられておらず、テーブルやカウンターの上にグラスや灰皿が置かれたままだったり、食べたものが床に散らかっていたりしていました。

壁のあちこちにティッシュペーパーがへばりついていることもありました。これは〝バクダン〟といって、韓国クラブ特有の遊びです。ホステスが水で濡らしたティッシュペーパーを団子みたいに丸め、壁に向かって投げつけます。うまく壁にへばりついて落ちてこなかったら、客にドリンクを1杯飲ませてもらえたり、ボトルを1本あけさせたりできます。

客に少しでもお金を使わせるためのゲームなのです。反対に、客がティッシュペーパーを投げ、女の子からキスをしてもらえるなどのサービスを要求する、王様ゲームみたいな使い方をする場合もあるようです。
 
そんな散らかった店内で、驚くべき光景を目にしたことがありました。

いつものように鍵を開けて店内に入ると、入り口付近の照明だけ点け、厨房へと向かいました。ケース入りの商品は厨房の棚の下へ置き、それ以外の単品のボトルなどはカウンターの上に置いておくことになっていました。

厨房の照明スイッチを入れ、空き瓶を片付けようとしたとき、キッチン台の上にブラジャーとショーツが無造作に置かれてあるのに気づきました。たまにストッキングやハイヒールが片方だけ床に落ちていることはありましたが、下着は初めてでした。

恥ずかしい話ですが、私はそれを見てついムラムラしてしまい、ショーツを手に取ると、鼻に押し付けて匂いをかいでみました。自分以外に誰もいない空間だったこともあり、興奮してしまった私の股間はすでにフル勃起状態でした。

その下着をこっそり持って帰ろうかとも思いましたが、さすがに気が咎めたのと、あとでトラブルになっても困ると思い、もとの状態に戻しておきました。
 
納品を終え、段ボール箱に空き瓶を入れて厨房から出て、何気なく一番奥のボックス席に目をやったときでした。不意に、薄暗闇の中に人影が浮かび上がったのです。
驚いた私は、空き瓶の入った段ボール箱を床に落としてしまいました。

同時に「きゃっ!」と悲鳴が上がり、私は思わず恐怖に足がすくみました。
よく見ると、ボックス席のソファーの前に全裸姿の女性が立っているのです
女性は片方の手で胸元を隠し、もう片方の手は股間のあたりにありました。
奇妙な沈黙が流れ、私たちは互いに見つめ合う恰好になりました。
 
「ごめんなさい」
全裸の女性はそう言うと、そばに落ちていたワンピースを拾って袖を通し、ソファーの上にすとんと腰を落としました。

「大丈夫ですか?」
私がおそるおそる声をかけると、女性は「大丈夫です、ごめんなさい」と、たどたどしい日本語で言い、何度も頭を下げました。
下手にかかわらないほうがいいと思った私は、急いで店を出ました。
 
それから1ヵ月ほど経ったある日、いつものように『C』へ配達に行きました。
ドアを開けて店内へ入ろうとしたとき、中から声が聞こえてきました。
耳を澄ますと、それは明らかに、行為をしているときの女性の快感によがる声でした。鼻にかかった甘ったるい声が、間断なく聞こえてきていました。

私は少しだけドアを開け、そっと中の様子を覗いてみました。
すると、一番手前のボックス席のソファーの上で、男女が正常位の体勢で絡みあっていたのです。男が腰を動かすリズムに合わせて、女が喘ぎ声を上げていました。
その横顔から、あのとき見た全裸姿の女性だとわかりました。

あの日もおそらく客と行為に及んだあとだったのでしょう。キッチン台の上に下着が置いてあったことを考えると、厨房の中で絡み合っていたのかもしれません。
私はそっとドアを閉めると、音を立てないようにゆっくりと鍵を回しました。
ここを後回しにして、先に他の店へ配達に行くことにしました。
 
だいぶあとになって、『C』のホステスが店を辞めさせられたという話を聞きました。
客に売春の話を持ち掛け、店をラブホテル代わりに使っていたことがママにバレたのだといいます。

その話を聞いたとき、あのとき全裸の女性にもっとアプローチしてみればよかったと、不謹慎にも思ってしまいました。」

閉店後の店内で中国人の男女が乱交パーティー

ある韓国クラブのママが溜め息まじりに語ってくれました。
 
「前からちょっと怪しいとは思ってたのよ。その中国人のボーイね。
わたしたちが帰ったあとも、遅くまで残って片付けしたり掃除したり…最初は仕事熱心な男なのかなと思ったけど、まさかあんなことしてたとはねえ…」
そう言うと、ママは大きな溜息をつきました。
 
「ママさん、先に帰ってください。ワタシ掃除しますから」
中国人のボーイ「劉奇(仮名)」は人懐っこそうな笑みを浮かべて言うと、ママやホステスたちを先に帰らせました。

店内が自分ひとりになると、劉奇は携帯電話で仲間に連絡を入れ、さっそく片付けと掃除に取り掛かりました。40分ほどかけて店内がすっかり綺麗になった頃、仲間たちが次々に店にやって来ました。
 
「今夜も好きなだけ騒いでいいぞー!カラオケ歌い放題!セックスし放題!でも酒はあまり飲むなよー、あとでバレたら困るからなー!」
劉奇の掛け声とともに、その夜もパーティーが始まりました。

20人近い中国人の男女がどんちゃん騒ぎし、歌って踊って酒を飲み、気が向けばセックスを楽しんでいます。ボックス席のソファー、床の上、トイレの中、壁に手をつかせて立ちバックでハメているカップルもいれば、カウンターのスツールの上で脚を開かせ、ひたすらクンニしているカップルもいます。ときどき相手をスワップしながら、まさに乱交状態です。

劉奇がこの店にボーイとして雇われてからの半年間、たびたびこのようなことが行われてきたのでした。
 
乱交パーティーが始まって30分ほどしたとき、店のドアをノックする音が聞こえました。
ドアに手をついて尻を突き出していた女が、大声で劉奇を呼びました。
劉奇はドアのそばにいる仲間を手で追い払い、中から鍵を開けると、細くドアを開けました。
見ると、客の男が立っていました。

「あ、田中さん、どうされましたか?」
「いやぁ、ここにカバンを置いたまま帰ってしまってねぇ。途中で気づいて、慌てて戻ってきたんだよぉ」

田中という50代の客はそう言うと、だいぶ薄くなった頭をポリポリと指でかきました。
「どこに置きましたか?」
「たぶん、店内の貴重品ロッカーだと思うよ。ママがいつもそこに入れてくれるから」
「そうですか、ちょっとお待ちください」

劉奇はドアを閉めると、貴重品ロッカーのほうへ向かいました。相手が常連客だったこともあり、つい油断した劉奇は、ドアに鍵をかけるのを忘れてしまいました。
 
田中はだいぶ酔っていたものの、なんとなく店内の様子が変なことに気づきました。中国人のボーイは細くドアを開けて様子を窺う感じだったし、営業時間はとっくに過ぎているはずなのに、カラオケの音が聞こえていました。そういえば話し声も聞こえていたなあと思いました。

田中はドアを少しだけ押すと、隙間からこっそり店内を覗いてみました。
彼の目に飛び込んできたのは、にわかには信じがたい光景でした。

20人くらいはいそうな男女があちこちで酒を飲み、カラオケを歌い、さらにはセックスまでしていたのです。ボックス席のソファーの上で、3組の男女が横一列に並んで正常位で行為をしている光景を目にしたとき、田中は夢を見ているのではないかと思い、自分の頬を思い切りつねったほどでした。
 
これはとんでもないことになったぞ。すっかり酔いがさめ、急に焦りだした田中は、携帯電話を取り出しました。

そこへ中国人のボーイが店から出てきて、「これですか?」と言って、カバンを渡してきました。
「ああ、それそれ。ありがとう」
田中はカバンをひったくるようにして受け取ると、慌てて階段を降りて行きました。
 
常連客の田中から連絡を受けたとき、ママはホステス2人と近くのバーで飲み直していました。

ホステス2人を連れて大急ぎで店に戻ったママは、その筆舌に尽くしがたい光景を目の当たりにして愕然とすると、そのあとから猛烈な怒りが込み上げてきました。
言い訳のしようもなく呆然と立っている劉奇のもとへつかつかと歩み寄ると、中国人の顔面を拳で思い切り殴りつけました。

「お前は今日でクビやー!出て行けー!」
ママは大声で怒鳴りつけると、頬をおさえて顔をしかめている劉奇の尻を蹴とばしました。

中国人はよろめき、へなへなと床に座り込んでしまいました。
周囲の者たちはみな一様に言葉を失い、カラオケの楽し気な音楽だけが、場違いに店内に鳴り響いていました。

非常階段の踊り場で激しく絡み合う客とホステス

その店の常連客である中野さん(仮名)から聞いた話です。
 
単身赴任3年目の中野さんは、その夜も仕事帰りにひとりで韓国クラブ「L」に飲みに来ていました。

仕事が長引いたので同伴はできませんでしたが、カウンターに腰を下ろすと、お気に入りのアイちゃんが隣についてくれました。彼女はピンク色のタイトなワンピースを着ていました。

アイちゃんは21歳で店では最年少ですが、とくに美人というわけでもなく、色気もあまりないのですが、とても素直な性格で、彼女といると、どこか自分の娘と過ごしているような気持ちになれるのでした。

家族を残して東京から大阪へ赴任してきた中野さんは、今年21歳になった一人娘の姿を、アイちゃんと重ね合わせていたのかもしれません。

実の娘といるような気持ちで接していた彼は、アイちゃんに対して下心を覗かせることはなく、彼女のほうもそういうそぶりを見せたことはありませんでした。
 
1時間ほどして店内が賑やかになってくると、アイちゃんがママに呼ばれ、他の客のところへ行きました。中野さんの隣にはチーママが座ってくれました。リョウ(仮名)という源氏名のチーママは、なかなかの美人で、しかもスタイルは抜群。

まさに〝リアル峰不二子〟といった感じです。色っぽい猫のような目で見つめられると、男ならたいてい鼻の下を伸ばしてしまいます。アイちゃんとは真逆のタイプです。
 
リョウさんと飲み始めて30分ほど経った頃、アイちゃんがひとりの客を見送るために店を出て行きました。30代なかばくらいのサラリーマン風のハンサムな男で、ときどき店で顔を合わすことがありました。

その客を見送りに行ったあと、再び自分のところへ戻ってきてくれるのかなと期待していた中野さんでしたが、5分が過ぎてもアイちゃんが店内に戻ってくる様子はありません。

何してるのかなあと思っていると、上着のポケットの中で携帯電話が振動し始めました。
見ると会社からで、急用かもしれないと思い、隣にいるリョウさんに断ると、携帯電話を手に持って店の外へ出ました。
 
たしかに急用ではありましたが、わざわざ会社に戻るほどのことではなく、必要事項だけ伝えて電話を切りました。

店内に戻ろうとしたとき、ふと、すぐそばで女性の声が聞こえたような気がしました。
エレベーターホールを見回しても誰もおらず、気のせいかと思い、その場を離れようとしたとき、また女性の声が聞こえてきたのです。

今度ははっきりそれとわかるものでした。
どこから聞こえてくるのかと耳を澄ましてみると、非常階段に通じるドアの向こうから聞こえてくるのがわかりました。

おそるおそるドアに耳を近づけてみました。すると、甲高い声で「アンアンアンッ…ダメッ、アンッ、キモチイイ…」と、明らかにその手の行為をしているときに出す女性の声が聞こえてきたのです。
 
こんなところで堂々とセックスとは、お盛んなやつがいるもんだなあと思わず苦笑いを浮かべてしまった中野さんでしたが、ふと、どんな二人が行為をしているのか、ちょっとしたいたずら心から覗いてみたくなったのでした。

音を立てないように細目にドア開け、向こう側の様子を窺いました。
女性の喘ぎ声がはっきりと聞こえてきましたが、その位置からは行為をしている二人の姿までは見えませんでした。

中野さんはさらにドアを開くと、頭を突っ込んでみました。
行為におよんでいる男女の姿が、はっきりと目に飛び込んできました。

女は非常階段の手すりに手をついて尻を突き出し、立ちバックの体勢で挿入されていました。ピンク色のタイトなワンピースは腰のあたりまでめくれ上がっていて、ショーツが片方の膝のあたりにぶら下がっていました。男は女の腰に手を添えてその場に立っているだけで、女のほうが自ら腰を前後に動かしていました。
 
まさかアイちゃんが、こんなことをする女の子だったとは…。
娘のように思っていた彼女のあられもない姿を見てしまった中野さんは、あまりのショックで膝の力が抜け、ドアの隙間に頭を突っ込んだまま、その場にへなへなと座り込んでしまいました。
 
相手の男は、先ほどアイちゃんが見送りに行ったサラリーマン風の客でした。
男はアイちゃんを階段に座らせると、大きく脚を開かせ、正常位の体勢で挿入しました。
男のリズミカルな腰の動きに合わせて、彼女も気持ちよさそうに声を上げていました。

その光景を、中野さんはただ呆然と見つめていました。
絶頂を迎えた男が、彼女の下腹部に射精するのが見えました。
 
ドアの隙間から頭を抜いてゆっくりと立ち上がった中野さんは、すっかりうなだれた様子で、店内へと戻っていきました。

カウンターに座って待ってくれていたリョウさんに、急用で会社に戻らないといけないと言い、支払いを済ませると、彼女が1階まで見送りに出てくれるというのを断り、そそくさと店をあとにしました。

その日を最後に、中野さんが「L」に足を運ぶことはなくなったといいます。

施錠された密室で何がおこなわれていたのか…

韓国クラブのバックヤードで働いていた女性が語ってくれた驚愕体験です。
 
「当時50代だったわたしは、知人の紹介で、韓国クラブ「Q」のバックヤードとして働くことになりました。自身もかつてはスナックで働いていた経験があり、その店で働くことにそれほど抵抗はありませんでした。

ホステスではなくバックヤード担当ということで、客の横に座ることもなかったので、気分的には楽でした。ママや女の子たちもみな気さくで接しやすく、しかも時給1500円という好待遇でしたので、ここなら長く続けられそうだと思いました。
 
「Q」で働き始めて2か月が過ぎた頃、ママの知り合いだという人から予約が入り、10人で来店されることになりました。ママからは、すごくお世話になっている人たちだから失礼のないように接してほしいと言われました。

夜9時頃になって、その団体が店に入ってきました。女の子のひとりが厨房へ駆け込んできて、怯えた顔で「どうしましょう。ヤクザがいっぱい来ました…」とわたしに言いました。

見にいってみると、ひとりは以前にも何度か来店されたことがある人でしたが、それ以外の人たちはどう見てもカタギの雰囲気ではありませんでした。

「普段どおりやったらいいから。変に気を使わないほうがいいよ」
厨房に駆け込んできた女の子に、わたしはそう言いました。
 
そんな心配をよそに、団体客は横暴な態度を見せることもなく、女の子たちにもにこやかに接し、他の客たちと同じように賑やかに過ごしていました。

11時を回ると、店内の客はその団体だけになりました。羽振りがよく、高いブランデーやシャンパンをどんどん空けていきました。

カラオケタイムも終わり、ひととおり飲み終わった感じに見え、そろそろお開きかなと思っていると、ママが突然、ドアの鍵をかけにいったのです。
こんなことは初めてでしたので、わたしはちょっと不審に思いました。

その地域の歓楽街では深夜1時までならアルコール類の提供が認められていましたから、もし仮に警察が巡回に来たとしても、咎められるはずはないのでした。
 
テーブルの上のグラスなどをいったん片付けてほしいと言われ、厨房へ持っていって洗っていました。

15分ほどして顔を出したとき、わたしはその光景に唖然としてしまいました。
団体客とママ、7人の女の子たちのあいだで乱交パーティーが始まっていたのです。
すでに下着姿になっている女の子も3人ほどいて、いかつい男たちがその上に覆いかぶさっていました。

ママはワンピースの裾を腰のあたりまでまくり上げ、いちばん年配の男の下半身にまたがって腰を動かしていました。
女の子たちの快感によがる声が店内に響き、ときどき男たちの野太い唸り声も聞こえてきました。

あまりの破廉恥な光景に、わたしは目を開けていられなくなりました。
 
厨房へ戻ってグラス1杯の冷たい水を飲み、椅子に座ると、大きな溜め息をつきました。
女の子たちの喘ぎ声はだんだん激しくなっていき、厨房の中にいてもはっきりと聞こえてきました。そんな状態が1時間ちかく続きました。
 
ようやく静かになった頃、ママがわたしを呼びました。恐る恐る顔を出してみると、ほとんどの女の子が全裸姿で、ソファーの上でぐったりしていました。男たちはみな下着1枚の姿で、そのうちの半数は全身にびっしりと刺青が入っていました。みな一様にニヤついた顔をしていました。ひとりだけ全裸でいびきをかいて寝ている男がいました。

ママから冷たいお茶と水を持ってきてほしいと言われ、すぐに用意しました。
厨房へ戻ろうとすると、「今日はもう帰ってくれていいよ。あとはワタシがやっとくから」とママが言いました。わたしもそんな状況の中にそれ以上いたいとは思わなかったので、帰らせてもらうことにしました。
 
タイムカードを押し、「みなさんごゆっくりなさってください。お先に失礼します」と言って店を出たのですが、ドアを閉める瞬間、わたしは戦慄を覚えました。

男のひとりが手に注射器を持っているのを、この目で確かに見てしまったのです。
わたしはエレベーターを待たず、逃げるように階段を降りていきました。
ビルの外へ出ると、思わず深い溜め息がこぼれました。
 
そんなことがあったものの、好条件の職場を簡単にやめてしまう気持ちにはなれませんでした。実は数年前に夫が体を壊し、そのときはわたしの給料と息子からの少しばかりの援助で生活している状態だったのです。

犯罪まがいのことが行われている店だとわかっても、すぐにやめようとは思いませんでした。

それから2年近く「Q」で働きましたが、再びあのような乱交パーティーの現場を目撃することはありませんでした。毎日出勤していたわけではなかったので、ひょっとすると、わたしがいないときに行われていたのかもしれませんが、またあのような破廉恥な光景、恐怖の瞬間を見せられずに済んだことは幸いでした。
 
現在は水商売の仕事を離れ、それなりにおだやかに暮らしています。
やはりあの業界は特殊だったのだと、つくづく思います。
もう二度と、あのようなところには戻りたくありません。」

あとがき ~夜の世界は怖いもの~

いかがだったでしょうか。私が人づてに聞いた韓国クラブの裏話を4本ご紹介させていただきましたが、決してすべての韓国クラブがこんなふうだというわけではありません。健全な営業をされている店がほとんどだと思います。

ただ、中には高確率で裏人脈とつながっている店もあるということです。まあ、夜の商売の世界というのは、全般的にそういうものなのかもしれませんが…。
 
私もかつて酒屋の配達員の仕事をしていたときは、怖い人たちとよく顔を合わす機会がありました。あるセクキャバのオーナーとは一時期親しくさせてもらっていたのですが、その店には地元のヤクザが出入りしていて、私がオーナーから魚釣りに誘ってもらったときも、そのヤクザがいっしょに参加していました。

かれこれ15年くらい前の話ですが、今だったら、それだけで暴排条例に抵触して、完全にアウトだったかもしれません。
 
 
「なかぞの、アウトー!」(←吉本興業・藤原副社長のコールで)
 
下手すればタイキックです…。

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当コラムコーナーは、実話もフィクションも入り混じっています。読み物エンターテイメントとしてお楽しみいただく目的で掲載しており、記事の行為を推奨したり、犯罪を助長するものではありません。

この記事を書いた人

なかぞの

大阪府生まれ。22歳で文芸同人誌に参加。文学・アート系雑誌での新人賞入選をきっかけに作家業をスタート。塾講師、酒屋の配達員、デリヘルの事務スタッフなど様々な職を転々としたのち、現在はフリーライターとして活動中。足を踏み入れるとスリルを味わえそうな怪しい街並み、怪しいビルの風俗店を探し歩いている。

なかぞののツイッター
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