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風俗利用者からも逮捕者。知っておきたい「不同意性交等罪」の話【元エロ本編集者のエロ豆知識】
【この記事でわかること・目次】
こんにちは、元エロ本編集者の蒼樹リュウスケです。
私は素人投稿エロ雑誌の編集者を7年近く続けていましたが、その間に何度か「トラブル」と言えるものに遭遇してきました。
なんと言っても扱っている素材が「ガチ素人のエロ」ですから、プロのヌードモデルにお願いしているエロ本と違って、さまざまなトラブルが起こるわけですね。
非常に面倒臭いトラブルもあれば、ちょっと良い思いが……なんてトラブルもありました。
そんな数々のトラブルの、思い出話を今回はしちゃいましょうか。
素人投稿エロ雑誌でもっとも起こりやすいトラブルが「女の子に無断での投稿」
素人投稿エロ雑誌でもっとも起こりやすい、なおかつ面倒なトラブルが「女の子に無断での投稿」です。
女の子本人、家族、ときには警察から電話が来て、かなりの時間を対応に当てなければならないケースが半年に1回くらいはありましたね。
警察沙汰と聞くと「面倒そう」と思うかもしれませんが、実は警察に相談してもらったほうが、編集部としては投稿者の情報も問題なく提供できますし、今後はその投稿者を「出禁」にするだけですのでむしろ楽なんです。
女の子本人や家族からの電話だと、向こうは「投稿者の情報を教えろ」と言ってくるのですが、こちらとしては勝手に教えられないので、面倒なんですよね。
「教えろ」「無理です」「教えろ」「警察に相談してください」「それはできない」……の繰り返しで、ときには2～3時間ずっと電話しっぱなし、なんてときも。
勝手に投稿された女の子や家族の気持ちはわからなくはないんですが、どうにもできないときはどうにもできないんですよね……。
うまい話には裏がある!?「投稿者との文通ページ」で起こった恐喝トラブル
素人投稿エロ雑誌には、投稿者と読者がコミュニケーションを取るための「文通ページ」が存在していました。
大昔の雑誌の文通ページと言えば「住所と本名がそのまま掲載されている」という、今から考えるとあり得ないような個人情報ダダ洩れ状態だったのを記憶している方もいるでしょう。
私が編集していたときは、さすがにそこまではできなかったので「読者からの手紙がほしい投稿者を紹介して、読者から編集部に送られてきた手紙をその投稿者に転送する」方式を取っていました。
読者の手紙には自分の住所が書かれていて、投稿者が興味を持ったら直接連絡する、という仕組みですね。
そういったコーナーでコミュニケーションを取った結果、知り合った読者と「プレイに参加してもらいました！」なんて写真が投稿されてくるケースもときどき見られたのです。
……しかし、そういう読者は「ラッキー」なタイプ。
なかには同じようにプレイに誘われて、参加した結果「法外なプレイ料金を払え、と恐喝された」なんて、編集部に連絡してきた読者もいました。
さすがに完全に犯罪行為なので数は少なかったですが、私が編集部に在籍していた7年間程度で2度ほどは同じようなトラブルがありましたね。
編集部としては、その投稿者を「出禁」にするしかないので、読者には「警察に相談したほうが……」と伝えたのですが、実際には「家族にバレるとマズい」との理由で警察沙汰になることはありませんでした。
恐ろしい話ですね。
編集者の私が投稿者の女性から誘われたことも……
男性エロ本編集者のなかには「自分も男優として出演する」人もいます。
好きで出演している人もいれば、上司からの命令でシブシブ……という人も。
ちなみに私は、素人投稿エロ雑誌、投稿者が送ってくれた写真や動画を編集する、という仕事内容から、男優として出演する機会はありませんでした。
性格的に向いてはいないと思いますので、それはそれで良かったんですが……。
そんな私が、投稿者の女性から「お誘い」を受ける事態が発生したこともあります。
雑誌のなかで「素人投稿者の女性をプロのカメラマンが撮影する」との企画の担当をしていたときのこと。
出演してもらう投稿者は、地方在住の場合もありますので、そういうときは撮影終了後、ホテルに泊ってもらいます。
そのときはご夫婦の投稿者だったのですが、旦那さんがお仕事で来れない、との理由で奥さんだけが上京してきていました。
無事に撮影も終わって、奥さんをホテルの部屋まで送っていきます。
「翌日は自分だけで帰れる」とのことだったので、部屋の前で「ありがとうございました、○○さん（旦那さん）にもよろしくお伝えください」と頭を下げ、自分も帰宅しようとした瞬間……。
奥さんが私の腕を、ガシッと掴んで「ちょっと部屋で飲みましょうよ」と誘ってきたのです。
ちなみにその奥さん、当時の私よりはかなりの年上でしたが、なかなかの美人でおっぱいも大きかったのを覚えています。
だから、というわけではありませんが、ちょっとだけ「寄っていこうかな」と思ったのは事実です。
しかしですね、思い出してしまったのですよ、先にご紹介した「プレイに参加したら、法外な料金を払え」と言われた事例を……。
「君子危うきに近寄らず」の心で「すみません、明日朝早いんですよ～」と断り、それでも誘ってくる奥さんを残して帰宅したのでした。
いや、実際の話、断って帰って良かったとは思っておりますよ、ちょっとだけ後ろ髪を引かれたのは事実ですが……。
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