【裏風俗探訪】大阪のディープスポット十三にかつて存在した〝入口のない売春店〟の謎。

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【裏風俗探訪】大阪のディープスポット十三にかつて存在した〝入口のない売春店〟の謎。

裏風俗

なかぞの 0 925 2024/01/19
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大阪の十三(じゅうそう)という街には昔から面白い店がたくさんある。同じ大阪市内でもキタやミナミに比べて安価で遊べる庶民的な店が多いのもこの街の特徴。それほど広くはないエリアに飲食店やキャバレー、風俗店などがひしめき合うように軒を連ねている、大阪のディープスポットである。

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魔境と呼ばれる街

いっぽうで、既成の風俗店の枠には収まらない、雑誌や新聞の三行広告にも絶対に載ることのない〝裏風俗〟も存在していて、それが、十三が一部の愛好家のあいだで「魔境」と呼ばれる所以でもあるのだ。

今から20年ほど前、十三の歓楽街の片隅に摩訶不思議な空間があった。何でも2万円あれば本番ができる店だという話で、人づてに聞いて興味を持った私はその場所を訪れてみたのだったが、そこにはそれらしき店は見当たらなかった。

路地のような狭い通りにたたずむ男

その後も何度か、私はその場所を訪れたのだったが、やはり噂に聞くような店はなかった。

路地のような狭い通りの片側には、中国エステの派手な電飾看板がひしめき合うように並んでいて、反対側には寂れた外観の不動産屋と、その2階の出会い喫茶らしき店、それにお好み焼き屋などがあった。

その狭い通りの片隅で、いつもパイプ椅子を出して座っている60がらみの眼鏡をかけた太ったおっちゃんがいた。

前を通りかかると、おっちゃんは「どうぞお入りください」という感じで会釈しながら手を差し伸べるのだが、そこにはビルへ上がる階段もなければ、入り口らしきものも見当たらなかった。

中国エステの店員かその関係者だろうかと私は考えたが、どうもそうではなさそうな感じだった。いったい何をしている人なのだろう。ひょっとして、気が触れた人物が勝手に椅子を持ってきて座り、客を案内している気になっているのだろうか…。

ずっと疑問に思っていたのだったが、あるとき、その謎が解けたのだ。

入口のない店の謎

当時、仕事帰りによく十三駅で降りて『H』というスナックで飲んで帰ることがあった。
その店の50代なかばと思われる気さくなマスターと親しくなった私は、通い始めて半年ほど経った頃、例の店のことを聞いてみたのだった。

「ああ、あの店なぁ…。カネやんっちゅう元ヤクザのおっさんがやっとんのやけど、まだやってんのかいなぁ。最近ずっと暇や言うてたから、もうやめとるかもしらんで」

マスターは「興味あるんやったら声かけといたるで」と言った。

後日マスターから連絡があり、例の店がまだ営業していることがわかった。広告や看板は一切出していない、いわゆる〝潜り〟の店で、紹介者がいないと利用できないそうだった。

私はマスターに連れられ、何度か訪れたことのある路地のような狭い通りへ入って行った。太ったおっちゃんは、この日も通りの隅のほうでパイプ椅子を出して座っていた。

このおっちゃんが、カネやんと呼ばれている元ヤクザで、その潜りの店を経営している人物なのだった。覚醒剤がらみの事件で逮捕されたあとヤクザの世界から足を洗い、流れ流れてこの商売を始めたのだと、マスターは言った。

その話を聞いて私はちょっとビビッてしまったが、カネやんはコワモテなところは少しもなく、温和な人柄のようだった。

「このお兄ちゃんに、ええ女の子つけたって」マスターはカネやんに声をかけると、「ほな、たのんますわ」と言って帰っていった。

カネやんは緩慢な動作で立ち上がると、柔和な笑みを浮かべ、「ちょっと待っててね」と言い残し、なぜか向かいのお好み焼き屋に入って行った。

しばらくして、カネやんが80歳くらいの腰の曲がったお婆ちゃんと一緒に、何やら親しげに話しながらお好み焼き屋から出てきた。

「どうぞ」と私を案内するカネやん。手には鍵束がぶら下がっていた。カネやんは寂れた不動産屋の横の細い急な階段を上り始めた。

そのビルの2階には若いカップルがキスをしている絵の看板(漫画のサザエさん風の絵柄)が出ていて、「イヤ~ん」とか「ウッフ~ン♡」といった、呆れるくらいわざとらしい文句が書かれてあった。

階段を上がってすぐ右手にスチール製の扉があり、カネやんは鍵を開けると、私に中へ入るよう促した。

がらんとした殺風景なワンルームに、ベッドとテレビがあった。枕もとにはバスタオルが何枚か重ねて置いてあった。

「先にシャワー浴びて待っててください。すぐ女の子が来ますから」

カネやんが部屋を出ていくと、私はバスルームでシャワーを浴び、腰にバスタオルを巻いてベッドに座って待った。

ここは一体どういう場所なのだ?看板は出会い喫茶になっていたが、どう見たって違う。風俗客のためのレンタルルームか、仮眠室といった感じだ。

カネやんはお好み焼き屋に入って行き、この部屋の鍵を借りてきたと見える。あのお好み焼き屋のお婆ちゃんも関係者だということか…。

ふと、私は嫌な予感がした。お好み焼き屋のお婆ちゃんがここへ派遣されて来るのではないかと思ったのだ。よぼよぼのお婆ちゃんにディープキスされ、チンコをくわえられる光景を想像してゾッとしてしまった。

しかし実際に部屋にやって来たのは、思わずポカンと口を開けてしまったほど若くて綺麗な女性だったのだ。

屈託のない笑顔

「お兄さん、こんにちはぁ。今日が初めてですかぁ?」

やわらかいイントネーションの関西弁。女優の深川麻衣のような、どちらかというと地味で、決して美人とは言えない顔立ち。しかし、どこか懐かしい気持ちにさせる親しみやすい雰囲気が彼女にはあった。

私は彼女の屈託のない笑顔に吸い込まれそうになり、とっさに言葉を返すことができず、ただうんうんと肯くだけだった。

彼女は手早く服を脱ぐと、全裸になって私の隣に腰かけた。シャワーを浴びてから来たのか、彼女の体からほんのりと石鹸のにおいがしていた。

どちらからともなく唇を重ねると、少しの間お互いの体を愛撫し合っていたが、半年以上も女性の体に触れていなかった私は、すぐに我慢できなくなり、彼女をベッドの上に押し倒した。

彼女のやや小ぶりな乳房を鷲掴みすると、乳首に舌を這わせて愛撫した。

「あぁっ…」

彼女の口から吐息のような微かな喘ぎ声が漏れる。私はじっくりと彼女の乳房を弄んだ…。

形のいいしなやかな両脚をM字に開いてやると、彼女は恥ずかしそうに両手で股間を隠した。その手をそっとのけ、びっしりと覆われた濃い陰毛をかきわけ、私は彼女の秘部に舌を這わせた。

「あぁぁん…」

彼女が腰をくねらせ、脚を閉じようとする。私はもう一度、さらに大きく彼女の両脚を開くと、愛液が溢れ出した割れ目に沿って舌先を上下に動かした。

「あぁんっ、ダメっ、あんっ、あぁっ!」

まもなく、彼女は上半身をのけ反らせて昇天した。

「挿れてもいいかな?」
「うん…」

彼女は枕もとのバスタオルの下からコンドームを取り出し(最初からそこにあったのか、彼女がこっそり忍ばせたのかはわからなかった)、私のペニスに丁寧に装着した。

私は正常位で挿入すると、最初から激しく腰を振った。お互いの下半身がぶつかり合う音が、殺風景な部屋の中に冷たく響き渡った。

「あっ、あっ、あっ、あっ、あぁんっ…」

じっと目を閉じたまま、控えめな喘ぎ声を上げる彼女。その声には、私の情欲を執拗にくすぐるものがあった。

私はあっという間にフィニッシュしてしまった。おそらく1分も持たなかっただろう。そのあと、ほとんど休まず2回戦目に突入すると、今度もまた、あっという間に果ててしまった。

おっちゃんの手心ひとつで

ふたりで一緒にバスルームへ入った。彼女は私の体を隅々まで丁寧に洗ってくれた。バスタオルで体を拭いてもらっているとき、ふと、まだ料金を支払っていないことに気づいた。

「あのぅ、いくら払えばいいんでしょう?」

ベッドルームへ戻って私が聞くと、彼女はぽかんとした顔で「え?」と聞き返したあと、「おっちゃんに、いくらって言われました?」と言った。

「え…?」
「あれ?おっちゃんから何も言われてないですか?」
「はい…」

彼女ははっとした顔をすると、バッグから携帯電話を取り出し、どこかに電話をかけ始めた。

「2万円でいいそうです」

そう言うと、彼女はニコッと笑った。

あとでマスターから聞いた話では、基本料金は3万円となっているそうだったが、客を紹介した人物とカネやんとの間柄によって料金が多少ちがってくるというのだった。

また、カネやんの手心ひとつで料金が変わることもあるのだとか。カネやん気に入られれば安くなるし、嫌な顔をされるとぼったくられるのだと、マスターは言った。

摩訶不思議な空間を求めて

私はその後も2回その店を利用したが、必ず満足して帰ることができた。毎回べつの女性がやって来て、みな決して美人ではなかったが、親しみやすかった。

例えるなら、大手有名スーパーのスタッフではなく、小さな個人経営の店の店員といった感じの、マニュアルにとらわれない、融通の利く接客を彼女たちはしてくれたのだと、今になって思う。

一般的な風俗店みたいにタイマーを持ってきてもいなかったし、そもそもプレイ時間なんてものが決まっていなかった。なんとなく始まって、なんとなく終わる感じだった。

そういえば、彼女たちの名前も聞かされなかったし、店の名前すら聞いたことがなかった。

もともと十三には、裏風俗でなくとも、そういう個人経営の小さな風俗店が多かった。店と客の距離が近く、近所づきあいでもするような感覚で、店員やそこで働く女性たちと接することができた。

時代の流れとともに、そういった空間は十三の街から姿を消してしまった。あの〝入口のない店〟もいつの間にかなくなってしまっていた。

スナック『H』のマスターも数年前に他界し、古き良き時代の十三を知る人物も私の周りからいなくなってしまった。

私は今でも、あの店の存在を名残惜しむように、怪しく摩訶不思議な空間を探し歩いているが、見つかりそうな気配すらしない。


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この記事を書いた人

なかぞの

大阪府生まれ。22歳で文芸同人誌に参加。文学・アート系雑誌での新人賞入選をきっかけに作家業をスタート。塾講師、酒屋の配達員、デリヘルの事務スタッフなど様々な職を転々としたのち、現在はフリーライターとして活動中。足を踏み入れるとスリルを味わえそうな怪しい街並み、怪しいビルの風俗店を探し歩いている。

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