昭和が残した遺産ともいうべきストリップ。かつては、温泉街に必ずと言っていいほどストリップ劇場はあった。(わたしは20代だから知らないが。)
全盛期には300以上のストリップ劇場があったらしい。それが現在では20ほどに。
ただ、一度は行ってみたい。エロ目的というより社会勉強の一環として行ってみたい!
そう思ったので、ストリップ劇場に行ってみたぞ。
ストリップ劇場「浅草ロック座」に行ってみる
わたしが行ったストリップ劇場は、浅草ロック座だ。関東圏のストリップ劇場の中では、もっとも有名だろう。
というか、全国的に有名なストリップ劇場と言ってもいいかもしれない。
ビルの中に入っていくと、2階の劇場に向かう階段がある。シャンデリアに赤絨毯と、豪華絢爛だ。手すりは金色に塗られ、壁には踊り子のポスターが。
風俗店に入る時はいつも緊張する。しかし、ストリップでは、風俗前に似た緊張は全くない。むしろ、どのようなものが観れるのか、ワクワク感がかなり強い。
2階には、ラブホのような受付がある。小さな小窓があるタイプの受付だ。
浅草ロック座は、1947年の戦後すぐにできた。受付の時点でそのレトロさを味わうことができる。
わたしは、入場料の6000円を支払う。
お金を払うとすぐロビーがある。聞いた話では女性のお客さんも多いと聞いたことがあった。
しかし、実際は真逆。競馬場で馬券片手に「させっー!」って叫んでいるようなファッションのおじさんが多い。
もちろん、スーパードライ片手におじさん同士の談笑に花が咲いている。
「んー、、、アートのような舞台って聞いたことあるんだけどな。。。」
おじさんたちの雰囲気から、その期待は出来なさそうだ。
とりあえず自由席なので、劇場内に入ってみることに。
湿った劇場内の真ん中に回転舞台
ロビーから薄々感じていたが、劇場内はとにかく湿っぽい。日が入らない作りになっているし、わたしが行った日が雨だったことも関係しているのだろう。
劇場内は奥に舞台があり、その真ん中が客席に向かって伸びている作りになっている。客はその中央にある舞台を囲うようにして席に座る感じだ。
ちなみに、客席まで伸びている中心舞台は、床が回転するようだ。
席につくが、座席のシートも湿っぽかった。6月の間、まるまる干してない布団のような感じ。
ストリップは、第一公演、第二公演のように、一つの公演が100分で行われる。そのため行く人は、公演の途中で行かないように調べておくことが大切。(演目や時期によって変わる)
わたしが今回は観る公演は一つの公演が、8つの景に分かれている。景というのは演目のようなもの。景ごとに、表現するものが違うようだ。
4つの景が終わると、10分くらいの休憩をはさむ。今回は、7人のメインの踊り子が出るようだ。
中には知っているAV女優が1人混ざっていたぞ。これはテンションが上がる。
受付でもらったパンフレットに目を通していると、照明が落ちていく。
想像とは斜め上を行く美しさ
ストリップは、歌謡曲とビッグバンドが混じった楽曲に、踊り子がおっぱい出しながら踊る。
わたしはそんなイメージを持っていた。しかし、公演が始まった瞬間にそのイメージが変わる。
楽曲が想像以上にポップで、古き良きレトロさを感じないのだ。
というか、和装のイメージがあったストリップだが、最初に出てきたのがロシアの民族衣装だった。
白をベースにしたひらひらの衣装。肌の露出なんてあまりない。夏の渋谷に行った方が肌の露出が多いギャルがたくさんいる。
みんな笑顔で踊っている。たしかに元AV女優や現AV女優ということもあり、テンションは上がるし、みんかめっちゃきれいだ。
ただ、陽気な音楽と露出がほとんどない衣装で出てきたのにびっくりしてしまった。まだ序盤だから、徐々に脱いでいくのかな。。。
最初の景では、踊り子が7人くらいいたと思う。そこから5分くらいの踊りが続く。
まぁ、普通に見えて楽しいって感じだ。
5分くらい経つと、踊り子の1人が急に舞台の後ろの方へ移動する。その踊り子を他の踊り子が隠すように踊っているではないか。
わたしが見ている位置からも微妙に何をしているのか見えない。というか舞台の後ろの方はかなり暗くなっている。
舞台から客席に向かって伸びる光でさらに、何をしているのかわからない。
1人の踊り子が後ろに行ってから30秒くらい経過したとき、前で踊っていた踊り子が一人一人と舞台袖にはけていく。
後ろから現れたのは、ネグリジェ姿の踊り子だった。舞台の後ろの方では、早着替えが行われていたのだ。
分厚い衣装を脱いで、次の衣装に着替える早さにまず感動を覚える。
最終的に、着替えを終えた踊り子の1人舞台だ。ロシア民謡の陽気な音楽とは全く違うアダルトでムーディーな音楽がかかる。
ゆらゆらと身体を揺らすように踊り、中央の舞台に進んでいく。
ネグリジェ姿のため乳首は透けて見えるが、下はパンツを履いている。中央の舞台に乗った瞬間、床が回転し始めた。
気がついたときには、舞台上の照明が全て1人の踊り子向けて放たれ、煙で圧倒的な幻想空間になっていた。
回転した舞台上で、踊り子は踊るのではなく、美しい彫刻のように振る舞っている。
ここからがまさにストリップの始まりって感じだ。回転しながら挑発的に客に目を配らせていく。そして、徐々に洋服を脱いでいく。
観客全員の視線は、裸体をさらす踊り子に釘付け。何よりわたしも釘付けだ。
踊り子は腰の紐を解く。紐パンというのはこういう使い道もあるんだな。美しい。
両紐が解ける。パンツは落とすことなく、左腕にミサンガのように巻きつける仕草がかっこいい。
巻きつける速度も早くきれいに結ばれている。
踊り子は、透明のネグリジェを見にまとっただけになった。もちろん、下がチラチラと見えるタイミングが出てくる。
というか、周りのおじさん。。。おま〇こを見るのに必死だ!
みんなおま〇こ目的??
下があらわになった踊り子。わたしは舞台の演出と踊り子の裸体に美しさを感じている。
そのためか、別におま〇こを見たいと思わなかった。
というか、見たい? おま〇こを。
わたしはおま〇こを見たいと思わないし、別にきれいだと思ったこともない。
たしかに、きれいなおま〇こときれいではないおま〇こはあるけど、おま〇こそのものって別にきれいじゃなくないかな。。。
だからこそ、周りのお客さんがおま〇こを必死にのぞこうとすふ姿にドン引く。
しかも踊り子は、徐々におま〇こを見せるような体勢になっていく。脚を開脚して、観客に見せているのだ。
個人的な意見だが、たしかにきれいなおま〇こだったと思う。毛の生え方もきれいで、しっかりと整えられている。
ただ、開脚しておま〇こを見せる行為に幻滅してしまった。美しいと思わない。
それまではすごくきれいで心打たれるレベルだったのに。
高校のときに学校の行事として、劇団四季のキャッツを観に行ったことがある。これには私も心を打たれた。
観客を引き込む舞台に見惚れたことを、今でも覚えている。実際にストリップを見たときも、最初はそれに近い感覚があったんだ。
それなのに、おま〇こを見せる行為に美しさよりも虚しさを覚えてしまった。
その後、踊り子は踊りながら舞台上からはけていった。
これが1つの景だ。似たような構成の景が7つ行われて、最後の景で7人の踊り子のあいさつ的舞台があって終わる。
たしかに景ごとに、表現するものが違い、引き込まれるものも多かった。特に、各国の民謡をベースに作られていることには、面白みを感じた。
最初はロシアだったが、東南アジアや沖縄、ドイツなど、それぞれ盛り上がりも表現方法も違うのは興味深かったぞ。
個人的には、第二景と第三景は心打たれるほどよかった。
特に第三景。
トルコのメヴレヴィー教団のセマーという踊りをベースとした景だった。これが本当にすごい。
白くひらひらとした衣装に包まれながら、ずっと回り続ける踊りなのだ。踊り子は途中で休むこともなく、15分間ずっと回り続ける。
踊り子は終始1人だ。回りながら巨大なスカート1枚になり、スカートをひらひらとさせながら中央の舞台に。
ひらひらとしたスカートからおま〇こやおっぱいがチラチラと見える感じだ。
今までのようにおま〇こを見せびらかすことはなくずっと回り続ける。そして、舞台からはけていってしまった。
これが本当に圧巻だった。バレーやフィギュアスケート経験者なのだろう。
目が回らないこともすごいが、白の衣装に白い照明しか放たれていない空間が息を飲むほどに美しかったのだ。
そして何より、踊り子が幼児体型だったこともよかった。ロリ体型好きのわたしにとっては、いろんな意味で目を見張る景だった。
ストリップはアートに近い美しさがある
Googleで浅草ロック座の口コミを見てみると、「エロというより芸術を見る感覚で」などのような口コミが多い。
そして、この感想にはわたしも共感する。「どんなエロが見れるのかな。芸的に美しければもっと最高だな。」という感覚で行った。
実際にストリップを見てみて感じたのは、エロというより芸的美しさだった。舞台の演出をフルに使い、女性の肉体を美しく表現する。
ストリップはエロというよりアートに近いものがある。特に第三景は、美しさの塊だった。コンテンポラリーな演出表現も美しい。
浅草ロック座では、定期的に演目や出演者が変わる。そのため、第三景のような踊りはもう2度と見れないかもしれない。
そう考えたら、演目や出演者が変わったタイミングで再度行きたくなる。
というか、定期的に行く。そう思うほど、美しい。
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