外伝:ここがヘンだよ風俗店!~ザ・面接編~

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外伝:ここがヘンだよ風俗店!~ザ・面接編~

「実録〝ナマ〟体験記」

しらいしあや 0 2,280 2019/06/08
毎日毎日蒸し暑くて嫌になる。このサイトに訪れた君たちの股間も蒸れ蒸れだろう。(冒頭からひどい下ネタ)

まじでチ〇コを死ぬほど丁寧に洗った方が良い。風俗に行くなら尚更の事。

清潔にしていないお客はあとで死ぬほど悪く言われることを忘れてはいけない。
「あいつマジ臭かった。生きてんなよ」とか。

どんなに優しくしてもすさまじいチン臭(しゅう、と読もうネ!)のせいで台無しになることは多々あるので、気を付けて頂きたい。

デリヘルの掛け持ちをした話を書こうかと思ったんだけど、その前に面接を辞退した話があったから、今回はそれをつらつら語っていこうと思う。

アダルト業界は随分とクリーンになったと言うけれど、それでもやっぱり変な店は存在する。

「ザ・面接」で股間がピクリと反応したお兄様方、あなた相当のAVマニアだな???

その1:なんかおかしい店

タイトルがアバウトすぎて申し訳ないんだけど、でも本当に「何かおかしい」のである。

面接の時点でバックの金額も納得したし、入店を決めたんだけど、プロフィールシートを記入していたら厳しく指摘をされた。

「あだ名とか星座、血液型とか、趣味も全部本当のことを書いて!うちはそういう嘘をつくとか、やってないから」

明らかには???である。風俗嬢というのは身バレをしないために、出身地だったり誕生日だったり、プロフィールを偽るのは常識だ。

しかも「あだ名」を書いてってなんだよ。源氏名の意味あるんかい。

その店長の言い分としては「例えばあやたんって呼ばれてたら、源氏名を“サラ”にしてサラたんって呼ぶってことだよ!」と叫んでいたけれど、そんなんやったら身バレ確実である。

まぁ〇〇たんくらいならたくさんいるけど、身長も体重も出身地も、趣味も何もかも偽りは厳禁なのだ。

そうすると、やはりリスクがかなりデカい。

店長の方針が納得いかなくて「すみません、辞退します」と席を立ったのだけど、ちょっと待てい!と死ぬほど引き留められた。

「君に嘘をつく人間になって欲しくないからそう言ったんだ」「風俗なんて本来やるもんじゃない。だからウチのお店で働いて卒業しよう」などと意味の分からない説得モードに入られ、何だコイツって感じだった。

「嘘をつく人間~」とか身バレの危機を犯してまで、素直な人間になんかなりたくないわ。

というかこの方針が全然女の子の事を考えてなさ過ぎて、この店長おクスリでもキメてんのかレベルに頭がおかしい。

とにかく変な店だった。ちなみにまだ存在しているけど在籍は全然いない。当たり前だよな。

その2:閑古鳥が鳴いている店

面接に行ってすぐ受かった、とあるデリヘル。バックがそこそこ高くて、受かった時は嬉しかった。

しかし、面白いくらい電話が鳴っていない。

店長らしき人は「ウチの店は客入りが良い」「女の子はみんな毎日10万円以上持ち帰っている」などと熱弁をふるっているが、一向に電話が鳴る気配がない。

無音のまま店長らしき人の話を聞いていたが、その間本当に電話が一本も鳴らないのである。

話は遂に「オレが店長になってから売り上げが右肩上がり」などと意味不明な自慢に突入し、お腹が空いていたしらいしは早く帰りたかった。

結局一時間くらい面接の時間(ほぼ相手の自慢話だったけど)だったけど、電話のコール音を聞かずに終了した。

平日の午前中とかではなく、土曜の夕方の話である。

全く期待ができないため、その場ではなんとかやり過ごし、後に辞退のメールを送った。

そしたら引き留めのメールがすごいすごい。「貴方はこの店に必要なんです!」とか。

ずっと無視し続けていたけど、その後も数カ月間メールが届いていたから恐ろしい。

なんでクソな店って引き留め激しいんだろう。

その3:キレられた店

素人系のデリヘルに面接に行ったはいいものの、身長が160センチ以上あるからという理由で人妻店に回された。

人妻店というとハードサービスでバックが安いため、秒で帰ろうとしたんだけど、バックは下げずにサービスもライトでいいとのこと。

さらに8時間待機3万円の保証をつけるとまぁ好条件だったため、とりあえず体験入店だけしてみることに。

「8時間お茶で3万だけ持って帰れたらいいな」なんてゲスいことを考えていたのも束の間、早速お呼び出しがかかった。

デリヘルなんだけど、事務所近くのホテルに派遣という事で歩いていくことになったしらいし。

身バレを恐れて事務所からホテルまで走った。不審者か。

そしてラブホへ到着、ノックをするとお客様が出てきた。

「いらっひゃい~~~~」

なんだか呂律が回っていないように聞こえたけど、先程まで寝ていたとのこと。さほど気にせずに部屋へ上がらせてもらった。

お金を頂き、お客様が口を開く。
「あのさぁ、デリヘル呼んでおいてアレなんだけど、オレ手コキが好きでね」

なんとヘルス店なのに手コキを希望するのであった。

たまにこういうお客様はいる。「はいはい」と元オナクラ嬢しらいしはシコシコを始めるのであった。

しかしその瞬間、ゴポゴポゴポという水音が耳に届く。何やら煙も出ている。

ちらりとお客様の方を見ると、なんか柄の長いフラスコから吸うもん吸ってるやんけ!

そう、あの映画T〇Dが吸っていたアレである。
(え?これT◯D?)

このイラストを見ているとしらいしの方がキメてるもんキメてそうだけど、至って大真面目に描いたイラストだから許してほしい。

当然風俗店は薬物の使用は禁止である。というか国的にも厳禁だわ。

「ひぎぃ!」と驚いたしらいしはラブホを急いで飛び出し、事務所へと走った。(また走っている)

ものすごい形相でしらいしが事務所に帰ってきた為、驚くスタッフ。

事情を一通り説明したのだが、「ちゃんと最後までサービスしないとだめだよ!」とか怒られた。

え??????????って感じである。

その後、結局店と大揉めになり、バックを払う払わないで相当揉めた。

結局私が「薬〇容認店だって警察にチクる。証拠あるんだぞ(ないけど)」と強く出てお金を貰って終わった。

私の風俗人生の中で、最も衝撃的な出来事ナンバーワンである。

後にも先にも、そんなお客さん出会ったことないYO!

とりあえず、法に触れる事はやめましょう。

本編よりインパクトある話になっちゃった

書いていてだいぶキテるなと思った。世の中には変な店が本当にあるのが怖い。

しかしこんな悪質(?)店を乗り越えて、風俗業界の回遊魚道を練り歩いていくのだった。

次回はここまでインパクトある話じゃないかもしれない。困ったな!

とりあえず外伝は終わり、次回へ続く!

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